高血圧

高血圧とは?

高血圧とは?

高血圧にはほとんど自覚症状がありません。静かに、しかし着実に進行して動脈硬化を促進させ、心臓病や脳卒中、腎臓病などのリスクを上昇させてしまうことから、「サイレントキラー」とも呼ばれています。早期発見・早期治療で高血圧の進行と合併症を予防することが大切です。

森川医院は皆様のかかりつけ医として、患者様の生活に寄り添いながら、血圧コントロールをサポートします。血圧が気になる方、健診で指摘された方は、お気軽にご相談ください。

高血圧の症状

自覚症状がほとんどない

高血圧の多くは無症状で進行します。症状がないからこそ、定期的な血圧測定による早期発見が重要となります。

なお、血圧が極端に高い場合(180/120mmHg以上)は、激しい頭痛や吐き気、視力障害などが現れることがあります。血管を介して脳や心臓などの重要な臓器に深刻なダメージが及び、命にかかわるリスクがありますので、このような症状があればすぐに受診してください。

高血圧の原因

生活習慣が大きく影響

高血圧の大多数は「本態性高血圧」と呼ばれ、はっきりとした原因が特定できません。ただし、以下の要因が関係することが分かっており、特に生活習慣の影響を大きく受けます。進行した高血圧では治療が長期に及ぶことも多く、早期発見・早期治療が重要です。

  • 塩分の摂りすぎ
  • 肥満
  • 運動不足
  • ストレス
  • 喫煙
  • 過度の飲酒
  • 遺伝的な体質 など

他の病気による高血圧

一部の高血圧は、腎臓病やホルモンの異常など、他の病気が原因で起こる「二次性高血圧」です。こちらの場合は本態性高血圧とは異なり、原因となる病気を治療することで改善が期待できます。当院では必要に応じて詳しい検査を行い、原因を見極めます。

高血圧の診断

家庭血圧の記録が重要

高血圧の評価は血圧測定の結果から行います。血圧は常に変動するため、診察室で測る血圧だけでなく、ご自宅での血圧測定も診断の重要な指標となります。朝と夜、決まった時間に測定し、記録していただくことで、より正確な診断へとつながります。

当院では必要に応じて血液検査や尿検査、心電図検査なども行い、高血圧による臓器への影響や他の生活習慣病の有無も確認します。

高血圧の診断基準

高血圧の診断基準は以下の通りです。一般的には「収縮期血圧(上の血圧)140 mmHg以上、拡張期血圧(下の血圧)90mmHg以上」が高血圧に該当します。

分類 収縮期血圧=上の血圧(mmHg) 拡張期血圧=下の血圧(mmHg)
至適血圧 120未満 80未満
正常血圧 130未満 85未満
正常高値血圧 130~139 85~89
Ⅰ度高血圧 140~159 90~99
Ⅱ度高血圧 160~179 100~109
Ⅲ度高血圧 180以上 110以上

※診察室で測定した場合の数値(診察室血圧)です。ご家庭で測る場合はやや低くなり、135/85mmHg以上で高血圧と診断します

高血圧の治療

生活習慣の改善

高血圧の原因となる生活習慣を改めます。初期段階の高血圧であれば、生活習慣の改善のみでも正常血圧に戻せることも多いです。薬に頼らない治療ができますので、やはり早期発見は重要です。

  • 減塩(1日6g未満を目標)
  • 適正体重の維持
  • 運動療法(有酸素運動を中心に行う)
  • 節酒・禁煙
  • ストレス管理 など

薬物療法

生活習慣の改善だけで血圧が下がらない場合は、お薬での治療を検討します。患者様の年齢や他の病気、ライフスタイルに合わせて、適切なお薬を選択します。

お薬は継続することが大切です。「調子が良いから」と自己判断で中止せず、必ず医師にご相談ください。当院では患者様が納得されるまで丁寧に説明し、一緒に治療方針を決めていきます。

日常生活で気をつけること

食事のポイント

  • 味噌汁は1日1杯まで
  • 漬物や加工食品は控えめに
  • 野菜や果物を積極的に摂る
  • 魚(特に青魚)を積極的に食べる など

運動のポイント

  • 早歩きを1日30分
  • エレベーターより階段を使う
  • 無理のない範囲で体を動かす など

その他の注意点

  • 急激な温度変化を避ける
  • 十分な睡眠をとる
  • 定期的に血圧を測定する など

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